発達障害の当事者として生きていると、健常者との関係も大変ですが、実は同じ障害者の中でも、しんどい関係ってありますよね。
その中でも特につらいのが、「健常者に近い」と言われる軽度の障害を持つ人からマウントを取られること。
「自分は働けてる」「努力すればできるよ」…それってマウントじゃない?
たとえば、相手も発達障害の診断を受けてるのに、
- 「自分は普通に働けてるよ?」
- 「それって甘えじゃない?」
- 「環境のせいにしてない?」
こんな風に言われたこと、ありませんか?
言ってる本人はアドバイスのつもりかもしれません。でも、受け取る側からすると、「お前はまだ努力が足りない」って責められてるような気持ちになります。
障害の出方って人それぞれだし、得意不得意も環境もまったく違うのに、そうやって比べられるのは本当にしんどいです。
同じ当事者だからこそ、傷つく
健常者から無理解な言葉をかけられるのもつらいけど、同じ当事者からのマウントはダメージが倍。
「わかってくれると思ったのに」 「同じ苦しみを持ってるはずなのに、どうして?」
そんな風に思って、余計に孤独感が強まってしまいます。
マウントを取る人も、実は苦しんでるのかもしれない
もちろん、マウントを取る側も、もしかしたら自分を保つために必死なのかもしれません。
- 「自分はマシだ」と思わないとやっていけない
- 社会に適応するために、がんばりすぎてる
- ほかの当事者と比べて、安心したい
でも、だからといって他人を傷つけていいわけではありませんよね。
大事なのは、無理に関わらないこと
もしそういう人が身近にいてつらい思いをしているなら、無理に関係を続けなくていいと思います。
- 距離を取る
- 信頼できる人に話す
- 安心できる場所(コミュニティ)を見つける
それだけでも、気持ちはかなり楽になります。
「同じ障害者なのにわかってもらえない」って、本当にしんどいこと。でも、分かってくれる人も必ずどこかにいます。
あなたの感じている「つらさ」や「苦しさ」は、ちゃんと本物です。どうか、自分の気持ちを否定しないで、大切にしてくださいね。
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